男が椅子に座って本を読んでいる。
何故か黒い喪服と、魔女のような帽子を被っている。
ん?こちらの存在に気がついたようだ。
本から目をはずし、こちらを向く。
「ようこそ、私の部屋へ。
人間嫌いなものでね、こういう場所に住んでいるのですよ。
雨に・・・なるほど。
それならば、しばらくここにいるといいでしょう。
ほう・・・私の話を聞きたい・・・?
フッ、奇特な方もいらしたものだ。
大しておもしろくもない物語でしたら・・・お聞かせしますがね。
それでいい・・・と、なるほど。
幸い、時間はたっぷりあります。
いいでしょう、それでは話すとしますか・・・」
男は本を膝の上に置き、話し始めた・・・

LUNA ON THE MOON外伝
パープルレイン

夕暮れ時・・・
14、15歳くらいの少女が砂漠の中を歩いている。
黒い服、マント、ぼうし・・・
誰が見ても、ひとめで魔女と判る服装である。
彼女はずっと歩いていた。
住んでいた城下町から、幾つもの森を抜け、山を越え、川を渡り、そして砂漠も・・・
服の下から時折見える脚は、年頃の娘のそれとは思えぬ程に肌が荒れ、
長い間休みもせず歩いて来た為か、ボロボロになっていた。
一体どれだけ歩いてきたのだろう。
答えは「それすらも忘れる程」。
そんな日々をずっと歩いてきたのである。
それでも少女は文句1つ言わない。
ただ、歩き続けるだけである。
ようやく砂漠を抜け、近くに村らしきものが見えたが、
彼女はそのまま通り過ぎる。
あそこで休めたらどんなに楽だろう。
既に月は高く上がっていたが、休んでいる時間などないのだ。
そして、岩山に囲まれた洞窟に着いた時、
少女は初めて口を開いた。
ようやく、この長い旅の終着点に着いたのだ。
「ここが・・・」
小さくそうつぶやいてから、意を決したように洞窟の中へ進んでいった。

「誰ですか?こんな夜中に人の家に勝手に入り込んで。」
いきなり辺りに声が響いた。
「返答次第では容赦しませんよ?ククク・・・」
声の主は少女の前に姿を現した。
腰にもかかるような長い髪、目の上のアイシャドウ、そして真っ黒の喪服。
「虚空神・・・ルナ、ハリア・・・」
少女の声は決して大きくはなかったが、
少しの怯えもなく、芯の通った力強い声だった。
「私に・・・私に力を下さい!」
「ほう?」
「私はリズと言います。
見て判る通り、魔女です。
今、私の国では疫病が流行り、たくさんの人達が死んでいるんです。
私はまだ見習いで、ほとんど魔法は使えませんが、みんなを助けたいんです!」
「それはそれは。御立派な事で。」
ルナ=ハリアのはそんな彼女を馬鹿にしているような、
悪意に満ちた言い方をした。
「未熟者のあなたがここへ来ても、
無駄だと言う事が解らないのですかねぇ・・・?」
「確かに未熟かもしれません!でも・・・」
「全く、あなたの国にはまともな力を持った魔法使いはいないのですか?」
ルナ=ハリアは全く取り合わない。
「お父さんも、お母さんも、みんな疫病で死んでしまいました・・・
私が最後の魔女なんです・・・お願いします!どうか、どうか・・・」
それを聞き、ルナ=ハリアの目が光った。
「だから・・・どうか、お願いします!」
「フン!」
いきなり解き放たれる強力な魔力!
それはリズを威嚇するかのように足下に針となって突き刺さった!
「どうせ、自分の両親を蘇らせるつもりなのでしょう・・・
死人を無理に起こして何が楽しい!死者を冒涜する気ですか!」
その瞳は怒りに満ちていた。
「人間とは勝手な生き物だ・・・自分のためなら何でもする。
愛しい人が死ねば、復活する苦しみさえ知らずに、
無理矢理生き返らせる事もいとわない!」
「違います!」
リズは叫んだ。
「この私に反論するとはねぇ・・・
フッ、まぁいいでしょう。
その勇気に免じて話を聞こうじゃありませんか。」
ルナ=ハリアは邪悪な笑みを浮かべながらそう言った。
「わ、私は・・・」
震えながらもリズはルナ=ハリアの目を見ながらこう言った。
「私は、死者を生き返らせるために来たんじゃありません。
お父さんも、お母さんも、それが運命なのでしょう・・・」
ルナ=ハリアは黙って聞いている。
「でも、今も疫病で苦しんでいる人々がいるんです!
その方たちは、まだ死んでいません!
苦しみながらも生きているんです!
それを・・・どうして黙って見ていられましょうか!?」
せきをきったように流れ落ちる涙。
「あなたの心を見た限りでは、
嘘はついていないようですねぇ・・・ククク」
「では・・・!?」
「しかし!」
少しばかりのリズの希望を
ルナ=ハリアは非情にもあっさりと切り捨てた。
「人間の気持ちなぞ、変わりやすいものですよ。
果たして、このまま信じてよいものなのでしょうかねぇ・・・ククク」
「そ、そんな!」
リズの抗議を遮るかのように、
「試練を受けてみる気はありますか?
あなたがその心を私に見せる事ができたら―
いいでしょう、力を貸しましょう・・・ククク」
ルナ=ハリアは相変わらず邪悪な、皮肉るような笑みを浮かべつつ言った。
「やめるなら、今のうちですよ?
あなたも死にたくはないでしょう?ククク・・・」
「私・・・やります!」
リズはきっぱりと言った。
「ここで、怖がっていたら、
あなたの力なんか、一生借りれっこない!」
「ほう・・・なかなかいい度胸じゃないですか。」
「それに、人を信じることのできない可哀想なあなたに、
信じる力のすごさを、教えて差し上げます!」
「・・・私を侮辱する気ですか!?」
ルナ=ハリアの表情が変わった。
「そうじゃありません、あなたは確かにこの世の中で最も強いでしょう・・・
しかし、人を信じる力においては、あなたは微弱です!」
「・・・・・」
「あなたが人間を信じられないと言うのなら、
私が、人間のあなたとは違う強さ・・・
『信じる』強さを見せて差し上げます!」
「・・・フッ、確かにあなたはただの未熟な魔女とは違うようですねぇ・・・
今までやってきた人間の誰もが私に言えなかった事を、
そこまではっきりと言えるとは・・・ね。」
ルナ=ハリアはそう言いながらリズを奥へと連れていった。

「これは・・・?」
そこにあったのは、大きな、人間が入れる程の『鳥かご』だった。
「試練の道具、ですよ。
この中では、時間の進み方が変わる・・・
わずか1秒の時間が1時間にも感じるわけです・・・ククク」
「そんなに・・・」
「さて、あなたは何秒持つでしょうね?・・・ククク」
「・・・」
リズは何も言わずに自らかごの中に入っていった。
「ククク・・・それでは試練を始めますか。」
そうつぶやいてから、呪文を詠唱する。
「ナイトメア!」
相手に悪夢を見せる魔法。
仲間の裏切り・・・愛する者の死・・・世界を襲う恐怖・・・
今まで試練に挑戦してきた人間も何人かいた。
しかし、みんなすぐに発狂した。
当たり前だ。当人にとってみれば、
ずっと長い間、それが続いた事と同じなのだから・・・
「ま、負けません・・・あああああああああ!!!!」
絶叫するリズ。
一体彼女はどんな悪夢を見たのか・・・
しかし、それは当のルナ=ハリアすらわからない・・・
「なかなか骨があるじゃないですか。
あっさり新記録ですねぇ・・・ククク」
どこだか、その口調には楽しんでいる風さえあった。
「信じる力が強いものほど、壊れた時は美しさを感じさせる。」
日頃彼が言っている言葉だった。
「ファンタジア!」
幻想曲。その名を付けられたこの魔法は、
相手に希望を与え、そしてそれを奪い取る。
幸せの絶頂から突き落とすこの魔法は、
彼が最も気に入っている技の1つであった。
事実、この魔法はしばしば他人を自殺に追い込んでいる。
「く・・・きゃあああああああああっ!!!」
悲鳴。
むせび泣く彼女だが、まだ意識は保っているようだ。
「ナイトメアで壊れると思いましたがねぇ・・・」
少女の強さに感心しているかのような、
なかなか壊れない彼女につまらなさを感じているかのような、
そんな声だった。
「それじゃあ、仕上げといきますかねぇ・・・
ククク・・・ヘルファイアーっ!」
地獄の業火を召還する魔法だった。
これは精神だけでなく、肉体も傷つけることになる・・・
「火力は調節していますが・・・さて・・・!?」
2つの大きな力の波動を感じ、ルナ=ハリアの目つきが変わった!
「神と魔王・・・ですか・・・」
自分とともに世界を構成する、あと2つの大きな力・・・ 3つ巴の争いをしている同等の存在が・・・
「・・・ここで戦うわけにはいきませんねぇ・・・」
ルナ=ハリアはそう言って異空間に身を投じた。
「はぁ・・・ぐっ、ぎゃああああああっ!!!!!」
後には、ただ絶叫・・・

「ぐっ・・・」
ルナ=ハリアが額から、腹から、足から血を流しながら、
再び洞窟に帰ってきた。
彼ほどの男でも、やはり同等の力を持つ者との戦いは、
無傷では終わらないらしい。
4時間にも及ぶ死闘は、またしても引き分けに終わった。
「空間移動はともかく・・・さすがに時間移動は無理のようですね・・・」
足下がおぼつかない・・・
「ここまでやるつもりはなかったのですがね・・・彼女はもう・・・!!」
慌ててかごの元に駆け寄る。
「そんな・・・そんなバカなっ!?」
燃えさかるかごの中、リズはまだ生きていた!
声こそもう枯れているが、目に宿っている輝きこそ、
彼女が生気を保っている何よりの証拠だ。
「パチッ!」
指を鳴らすと、炎が消えたと同時に、かごが音を立てて崩れた。
どうやら、かごも魔力でできていたものらしい。
「う・・・」
「どうして・・・」
意識が朦朧としているリズの手首を掴んで、ルナ=ハリアは怒鳴った。
「どうしてそれで平気なのですか!
何故そこまで自分を保っていられる!?
怖くはないのか!恐ろしくはないのですか!?
どうしてあなたはそんな・・・!」
ぐらっ・・・と、足下がゆれたように感じた。
ルナ=ハリア自身も重傷だったのだ。
薄れゆく意識の中で、彼は声が聞こえた気がした。
「それが・・・信じることの強さです。」と。

翌日・・・
「キャンドルサービス!」
「あ・・・」
最高レベルの回復魔法がリズにかけられた。
「今回は私の負けのようですね。
・・・初めてですよ、こんなのは・・・」
魔力がリズにそそぎ込まれる・・・
「これでいいでしょう。世界を救うにしろ、壊すにしろ、
あなたの好きに使うといい。」
「あ・・・ありがとうございます!」
「さて・・・と。」
ルナ=ハリアの魔力により、時空間移動のゲートが現れた。
「これで、あなたの村に帰れるはずですよ。お気をつけて・・・ククク」
「あ・・・」
有無を言わせず背中を押し、彼女を村へ帰らせた。
そして、未だ血の出る腹を押さえ、つぶやいた。
「自分を回復させるぶんの魔力までやったのは・・・
少しやりすぎだったでしょうかねぇ?」
そして、彼は深い眠りについた・・・

数日後、回復したルナ=ハリアは初めて村にやってきた。
「さて・・・と。」
彼には、リズがどうしたか・・・それに興味があった。
彼女が・・・
初めて自分が認めた人間が力をどのように使うのか・・・
別に、良い事に使わなければならない訳ではない。
その力の使い道は彼女の自由なのだから、
今更彼は口を出そうとは思わなかった。
「お・・・おい!」
「ああ・・・ようやくか・・・」
何か慌しい。
こんな小さな村で、何か事件があったのだろうか?
そう思いながら、彼は広場にやって来た。
「・・・・・っ!」
そこには、十字架に掛けられ、数日前と変わらない姿で―
いや、ただその小さな胸には杭が打たれ、
そして、その瞳はもう2度と開く事はないだろうが・・・
絶命したリズがいた。
「そ・・・そんな・・・」
「ねぇねぇ、リズおねえちゃん、どうしちゃったの!?」
涙を浮かべながら母親に聞いている子供がいる。
「・・・・・」
何も言わずに、ただ黙って彼女を見つめている老人がいる。
「これは・・・一体?」
彼は近くにいた1人の若い男性に聞いてみた。
「虚空神・ルナ=ハリアが
このような一般の人間と口を聞くのは何千年振りだろう?」
そう自分自身に問いかけ、苦笑した。
「この子は・・・魔女だったのさ・・・」
「そんな事は知っている。」
そう言いたかったが、自分の正体を知られても面倒だ。
彼は黙ってうなずいた。
「ほう・・・それで・・・?」
「この村には、数日前まで、ひどい疫病がはやっていたんだが・・・」
「それも知っている。」
その言葉を飲み込んでさらに聞く。
「今は平気なようですがねぇ・・・?」
「ああ、彼女が・・・治してくれたんだ・・・」
結局リズは力を疫病を治すために使ったらしい。
「では、何故彼女はこんな目に?」
ルナ=ハリアはさらに聞く。
「・・・・・村長が・・・村長が悪いんだ・・・!」
どこか怯えるような声。
「ほう・・・?」
「・・・!!」
ふと横へ目をやると、何やら新たな人だかりができている。
どうやら、村長が来たらしい。
これ以上、この青年から情報を得るのは難しそうだ。
「・・・カームリード!」
「まだ身体が完全に回復していない・・・
できるなら、使いたくありませんでしたがね・・・」
そう思いながら魔法を詠唱する。
人の心を読む呪文を・・・
『この女、どうせ自分で疫病を流行させたんだろう!』
村長と思われる人物と他数名がリズを責め立てる!
『こいつはこの村に害をなす・・・』
怯えた表情のまま、リズの胸に杭を打ち込む男たち!
苦しみながら息絶えるリズ!!
『これで、魔女を退治した儂の名は後世に語り継がれる事だろう、わっはっは!』
1人でほくそえむ村長・・・
そして・・・
「くっ・・・!」
次から次へと痛ましい光景が彼の脳に焼き付いてくる。
その光景は、ルナ=ハリアにとっても耐えがたいものだった。
カームリードを解き、一歩リズの遺体に近づく。
「だから・・・だから、人間など信用できないと言ったのですよ・・・」
一歩、また一歩・・・
「貴様、何のつもりだ!?」
彼の行動に気付いた村長が叫んだ。
「勝手にその娘に近づくんじゃない!」
その言葉を無視し、素早く十字架から彼女の遺体を外す。
そして、彼女の遺体を抱きかかえ、少し宙に浮いた。
「こ、こら!何をする!?」
「あなたたちは・・・この少女を殺しましたね・・・」
「な!?」
「自分の名を上げるために!」
「・・・な、何を言っている!?」
「そのために・・・この少女を『悪』にした!」
「誰か・・・この男を捕まえろ!!」
村長の側近らしき男たちが何人か襲いかかって来たが、
ルナ=ハリアの敵ではない。
「ノクターン!」
リズを抱きかかえたまま、睡眠魔法を放ち、昏倒させる。
「薄汚い人間どもめ・・・」
手のひらに魔力を凝縮させる。
神と魔王に受けた傷はまだほとんど治っていない。
そんな中で強力な魔法を使えば、彼自身もただでは済まない事は解っていた。
しかし、それでも彼はそうせずにはいられなかった。
「あなたがたを炎で一瞬にして灰にする事はたやすい・・・」
「何を言っている!お前は一体誰なんだ!?」
ルナ=ハリアの目つきが変わった。
「貴様らも・・・貴様らも彼女の苦しみを知れ!
虚空神の名の元に・・・この地に死の雨を降らせよ!!」
そう、強大なルナ=ハリアの魔力を手に入れたリズの身体・・・
それは常人の数倍の強さになっていたのだった。
常人なら息絶えるほどの傷を負いながらも・・・
小さな身体に大きな杭を打たれようとも
死ぬ事すらできずに激痛が走るのみ・・・
死と言う安楽を手に入れるまで、何度も・・・何度でも・・・
その痛ましい光景が再びフラッシュする!
「虚空神・・・ま、まさかあなたは・・・!!」
愕然と地面に手をつく村長。
慌てて逃げまどう多くの人達・・・
「己の欲のために少女を殺した貴様!」
そう言って村長を睨みつける。
「そして・・・少女を見殺しにした人間ども!」
ルナ=ハリアの目には、何か・・・白く光るものが浮かんでいた。
「貴様らも永遠の苦しみを味わうがいい!パープル・・・」
魔法を詠唱しようとした瞬間、
彼らの目の前に透き通った、若い女の子が現われた。
「あなたは・・・リズ・・・」
「お願いします・・・村長たちを・・・」
姿と同様、透き通るような美しい声だった。
「そんな・・・あなたは彼らを許すと言うのですか!?」
少女―いや、リズの霊はこくりと頷いた。
「仕方ありません・・・普通の人間にとって、
魔女は恐怖の対象でしかないのですから・・・」
「・・・お人よしにもほどがありますね。
それは優しさではなく・・・ただの自己満足ではないのですか!?」
「自己満足でも・・・構いません。
それが運命なのでしょう・・・いつかきっと解ってくれると信じてます。」
「・・・・・」
リズの霊は最後にルナ=ハリアに微笑み、消えた・・・
「・・・さて」
ルナ=ハリアは村長の方へ向き直った。
「ひ・・・ひいいいい」
「彼女に・・・感謝する事ですね・・・」
そして、魔力を解き放った。
「パープルレイン!」
紫色の雨が、村中に降り注ぐ・・・
「この雨は、死の雨ではありません・・・
ただし、永遠に晴れる事はない雨です・・・
この雨とともに・・・己の愚かさを永遠に記憶の中に刻むがいい!」
抱いていたリズの遺体から帽子を取り、自分の頭に被せた。
そして、村の入り口に向かった。
「ルナ・・・ハリア・・・様・・・」
村長がそうつぶやいたが、彼は黙って歩き続けた。
村を出ても・・・ずっと・・・
ルナ=ハリアの行方は、誰も知らない。

「さて・・・と。
これで私の話は終りです。
おやおや、もう雨は上がったみたいですね。」
私は彼に挨拶をして、外に出た。
彼は外まで私を見送ってくれ、帰る道を教えてくれた。
「湖から川がでています。
川沿いに行けば、近くの街に下りられますよ。」
私は彼に名を尋ねたかったが、彼は
「名?さて、何と言いましたかねぇ・・・」
そう言って教えてくれなかった。
しばらく歩き、後ろを振り返ると、
家は、消えていた・・・
「今のは・・・一体・・・?」
私はその場にしばらく立ちつくしていた。
今の光景は、迷いの森が見せた幻想だったのだろうか。
それとも・・・


                                       END
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